グラフィックボードの必要性
SS撮影をこだわる人にとっては釈迦に説法で当たり前の話ですし、他のサイトでも散々紹介されていて何番煎じかわかりませんが。。。。(前回も言った)
グラフィックボードが必要というよりは、NVIDIAの設定とかでアンチエイリアス(AA)を有効にできるかが比較的重要だと思います。
アンチエイリアスというのは
「エイリアシング=雑音」をできるだけ起きないようにする処理です。
画面のギザギザを目立たなくします。
アンチエイリアスが無い場合と有効にした時の比較
左はグラフィックボード搭載のPCでアンチエイリアスを有効にした場合、
右は普通のノートPCで撮影した場合です。
顔や体の輪郭部分を比較してみると、左が滑らかに描かれているのに対し、右はギザギザが目立ちます。
注意点としてアンチエイリアスで品質を求めていくと負荷もそれだけ大きくなります。パソコンやグラフィックボードのスペックをよく考えて設定してください。
最近はノートPCのCPUにもグラフィックボードの機能が入っています。この場合、ゲーム側からアンチエイリアスを設定する必要が出てきます。
ところがマビノギさんはアンチエイリアスの設定機能を大昔に廃止した経緯があります。
今でもその名残でアンチエイリアスの設定タブが残されています。
従って、マビノギで輪郭が滑らかできれいなSSを撮りたい場合は、グラフィックボードが搭載された環境で、グラフィックボード側で用意された設定画面からアンチエイリアスを有効にしてあげる必要があるわけです。
2019年7月24日のアップデートでマビノギの仕様が変更になりました。
グラフィックボードがなくてもアンチエイリアスの設定が可能になっています。
ただし、グラフィックボードの有無で比較した場合、有のほうが綺麗です。
個人的には最近出張が長いので・・・グラフィックボードが搭載されたゲーミングノートPCを購入したいところです。
購入しました。
SSAAとFXAAの比較(2018.6.17追記)
アンチエイリアスの設定にはFXAAというものがあります。
普段使われているのはSSAA(スーパーサンプリング)です。
左がSSAAで右がFXAAです。
正確ではないですが大雑把に言うと(イメージをとらえるための説明なので、実際は違います)
- SSAAは画面に描写される前にポリゴンに対して滑らかになるように処理されます。
- FXAAは画面が描写されたあとに全体にぼかしがかかるように処理されます。
従って、FXAAでは目とか模様とかのテクスチャもギザギザが緩和されて
滑らかになるメリットはありますが、次のようなデメリットもあります。
左がSSAAで右がFXAAです。
見てわかる通り、FXAAでは画面にぼかしが入るような処理なので
文字もぼけてしまいます。マビノギをプレイしているとすごく目が疲れます。
SSAAとFXAAについてはこのあたりを読めばと思います。
一眼レフのようなボケ味を楽しむ撮影方法(2020.6.27追記)
グラフィックボードを使うとこんなこともできるようになります。
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