AI絵にハマってます。(Stable Diffusion Web UI)
本当に今更なのですが最近AI絵にハマってまして、
マビに注力できていません。情報も古いとは思います。
Bing Image Creator
自分の欲しい絵を簡単に出したいときは
Bing Image Creator がおすすめです。日本語対応なので比較的狙った絵が出やすいし、
イラスト系のクオリティも高めかなって思います。
ただ、コンテンツポリシー違反で出せない絵も多かったり
画像を取り込んで変換したりもできないので不自由さもそれなりにあります。
Stable Diffusion Web UI
AI絵って大体Web側のサービスで提供されていることが多いように思っていますが、
「Stable Diffusion Web UI」は「自分のPCにインストールして動くAI画像出力ツール」です。
これの強みはプロンプトでゼロから画像を作ることの他に
既存の画像を取り込んでAIにいろいろな画像処理をさせることができることです。
たとえば
- 取り込んだ写真やSSなどの画像をイラストに変換させる。
- 取り込んだ画像の一部をマスキングで指定して修正する。
- 低解像度の画像を、高解像度化する。
- キャラクターの背景を切り抜く。
なんてことができたりします。
今日XにあげたマビのSSからイラストに変換した絵は割と好評だったようです。
で、Stable Diffusion Web UIは誰でも使えるかという話になるのですが
パソコンに慣れてない人には敷居が高いです。
特徴としては
- 完全無料で使える
- HDDは最低30GB、拡張揃えたら80GBくらいは食いつぶします。
- 処理の殆どはグラフィックボード、GPUの性能に委ねられています。
GPUのVRAMは最低4GBからと言われていますが12GBは欲しいです。 - 全部「はい」で進むようなインストーラーは存在せず、
インストール方法を調べながらやるしかないのでめちゃくちゃ手間です。 - プロンプトは英語のみ、翻訳サイトやプロンプト集を調べながらやる必要があります。
- 出力される絵は先人が学習させたモデルデータに依存する。※配布されています。
- もちろん、たくさん絵を取り込ませてモデルデータを作ることも可能です。
それでも興味あるからやってみたい人は
まず自分のPCスペックで大丈夫そうか確認してインストールしてみると良いです。
ボクはこちらのYoutubeを見つつ、適宜動画を止めてWebサイトを検索して調べながらインストールしました。
ちなみに、初めて出力した女の子の絵はこちらですwwwwwww
プロンプト:a girl
これはさすがに先が遠いぜ・・・って思ったよwww
画像変換の例
ここから先のモデルはMeinaMixを使っています。
モデルを使うときはモデルの著作権を確認した対応が必要です。
MeinaMixベースのAI絵は多いですが、こちらはクレジット明記が求められています。
背景切り抜き
先ほどのSSの背景を切り抜いてみました。
ABG Removerという拡張機能を使っています。
inpaint機能で修正ができる
inpaint機能で首飾りを削除しました。
1回の変換でうまくいくことは稀なので、部分的に修正したり、変更前の絵に手を加えたりして仕上げていく作業とかがあります。
腰のところがオリジナルと離れてるので、修正します。
別途画像編集ソフトGIMPとかでオリジナルのSSから腰の部分だけを
レイヤー重ねて消しゴムで消してなんとなく合成します。
inpaint機能で修正したい腰の部分をマスクします。
何度か生成ガチャしてこんな感じで落ち着きました。
変換前のSS
そのまま変換しただけのAI絵
微調整を繰り返して仕上げたもの
高画質化機能
元々解像度が高いので説明が難しいですがこちらの画像を画像編集ソフトで拡大してみます。
当然ながら、ドットがそのまま広がるだけですからぼやけてきます。
こちらをAIで拡大すると
AIがいい感じに高画質でクッキリさせてくれるのです。。。
そんなわけで、マビのSS加工の幅が大きく広がる気がします。
SSの雰囲気を残しつつ、AIを混ぜていくとか・・・・。
絵師さんからするとちょっと拒絶反応出ちゃうかもしれませんが
背景の加工とかツールとしてうまく利用できる部分はあるんじゃないかなって気はします。
※むしろ最近のフォトショはAI機能が充実しているのも実態ですしね・・・。
StableDiffusionから出てくる絵はモデルデータに大きく依存するので、
モデルのパターンがないと誰でも似たような絵ばっかり作っちゃうので
個性が出てこないのも課題としてはあるかなぁと思いました。