アンチエイリアス機能が復活しました。
ずいぶん昔にグラフィックボードについて語りましたが、
今回のアップデートでアンチエイリアス機能が復活したので
事情がかなり変わりました。
7月24日(水)G23「テンペスト」アップデート内容について
昔の記事はこちらです。
そもそも殆どのパソコンにはオンボードグラフィック(内蔵GPU)で3Dゲームの描画を制御する機能は実装されています。(性能は低いですが)
ですが、内蔵GPUによるアンチエイリアスは、ゲーム側から制御されないと動作しないのです。
今までのマビノギではアンチエイリアス機能が無かったので、内蔵GPUを使うことができず、NVIDIAなどのグラフィックボードをわざわざ搭載して、グラフィックボード側からアンチエイリアスを動作させる必要がありました。
今回のアップデートでは、マビノギ側からアンチエイリアス機能について
GPUを制御できるようになったということなのです。
まぁ、今どきのMMOなら使えて普通なんですけどね。
それでは、アンチエイリアス機能についてみていきたいと思います。
アンチエイリアス機能を使用しない場合 ギザギザが残っています。
アンチエイリアス機能を使用した場合 ギザギザが消えていますね。
比較しやすいようにピックアップ
サンプリングの倍率については
公式に「設定できる値はグラフィックカードの性能によって異なります。」
となっています。
グラフィックカードと書かれていますが、言葉が適切ではないですね。
アンチエイリアスはハードウェアとしてグラフィックカード(グラボ)が無くても動きます。オンボードグラフィック(内蔵GPU)でもいいので、その性能次第ということです。
ちゃんと確認していないですが、アンチエイリアスを使うと負荷は大きくなると思いますので、設定する際は注意したほうがいいでしょう。
では、グラフィックボードは必要ないのか、と言われると
こだわる人は必要です。
左がグラフィックボードを使用した場合
右がアンチエイリアス機能を使用した場合
倍率は同じ8倍です。
前髪やスカートの輪郭をよくみると右のほうが少しノイジーというか、
粗さが残っていることがわかります。
グラフィックボードを搭載しているパソコンで撮影しました。
左がトランスペアレンシー機能を有効にした場合、
右がトランスペアレンシー機能を無効にした場合です。
ソラさんで撮影したときと同様のノイズが比較してわかると思います。
衣装や髪などでは、透明なポリゴンの上に絵を描いているものがあります。
エフェクトとか透過衣装を背景にするとこんな感じで
本来のポリゴンの線がうっすら見えます。普段は透明で見えないだけです。
アンチエイリアスは実際のポリゴンのエッジにしか処理されないので、
絵で描かれている部分はギザギザが残ります。
トランスペアレンシー機能は透明なポリゴンに描画されている絵に対して、透明部分と着色部分の境目を探してノイズを除去してくれるようです。
まぁでも、アンチエイリアスが無かった時に比べたら大分改善していますので、
無理にグラフィックボードを用意する必要は無くなったかなと思います。
SS掲示板とか、ツイッターとか見てると結構、ギザギザしているのをよく見ますので、今後は綺麗なSSが増えていくことを期待したいですね。