染色の時に気にすること

別に染色にセンスがあるとは思っていませんし知識があるわけでもないですが、
自分が気にしていることをつらつらと。


あくまでも、色のセンスがダメなくせに変にこだわりを持った素人が書いている
戯言だと思って聞き流していただけると幸いです。


衣装の光と影

衣装には質感があって、照明や太陽の光に反射したり影ができるものがあります。
それによって立体感が変わってきます。


濃い暗い色を使うと影が見えづらく、反射もわかりづらいので立体感がなくなってしまいます。
逆に、明るすぎる色を使っても影が薄くなり、光の反射も白に隠れてしまうので立体感がなくなります。


また、光が当たった時の色合いの変化も気にします。白雪姫のスカートの紺色は色が潰れすぎないようにほんのわずかに緑色を入れて調整されています。(R:0 G:2 B:76)


模様やアウトラインを残すか

衣装の模様も色が濃かったり薄すぎると見えづらくなってつぶれてしまいます。


純粋な白、純粋な黒を使うより、わざとほかの色を少しだけ混ぜて純度を下げることで
バランスをとるなどの工夫も大事です。


シラさんは白の代用色として、明るめの薄ピンクや明るめの薄黄色をよく使います。
とはいえ、純白はとても綺麗な色なので使うときは使うで全然良いと思います。


白と黒の使い方

白黒がダメなのかというと、そうではなくて
白と黒色は無彩色と言われ、どんな色の組み合わせにでも大抵合うのが特徴です。
だから何も考えずに白黒に染めておけば、とりあえずかっこよくなる。


白黒のみのモノクロコーデについては、
シラさん的にはかっこいいのでたまにはいいけど、つまらない。。。


ネットで見るとカラーコーディネートはだいたいベース、アソート、アクセントで
面積の7割2割1割くらいで3色までを配色するといいと言われています。
色の数が煩雑に増えすぎてしまうと情報が多すぎてストレスを感じさせてしまいます。
白と黒は3色ルールから除外してカウントしても割とセーフな側面もあります。



顔に使われているパーツと相性のいい色を使う

シラさんは、髪の色が暗く、濃いめの青系統の紺色で、かつ目の色が「マリーローズ」で赤系統なので、
光の3原色の赤と青が強いため、衣装の色を淡い別の色で合わせていくのが難しいのです。


ALOアスナの髪は面積がすごく広いので。。。
全体のバランスでなかなか無視できないんですよね。


色の関係はネットでいろいろ紹介されているので調べるといいでしょう。


このSSがお気に入りなので何度も出してます。


この白雪姫の場合、スカートを髪の色と合わせ、ベースカラーとし、腰のリボンの赤と薄生地部分のピンクは目の色と合わせて赤色の同系色でアソートカラー、金属部分の黄色はアクセントのつもりです。素人だからよくわからないけど。


顔のパーツが茶色とか淡い色だったら、服の色も柔らかい感じに染めやすいんだけどね。。。


なんとなく似た色をバラバラに配色しない

髪の色と合ってないので右のスカートの色はNGです。


同じ色で揃えたほうが綺麗なので、近い色だからからいいやで
バラバラの似た色で複数個所を染めるといった妥協はしません。
ランダム染色アンプルを何本だろうと使って染め直します。


ただし、全く同じ色だと単調になるとかアウトラインが潰れるといった理由で
意図的に同系色で近い色を狙って見栄えを整える分にはアリかなと思うこともあります。


右は髪と服で紺色の面積が多すぎるので単調に見えてしまいました。
なので、少し色をずらした結果が左です・・・。
満足はしてないのでそのうち全部染め直しとかたぶんやると思います。


狙った色に妥協をしない

薄くきれいで明るい黄色に染めたい⇒なんとなく薄い黄色に染まった。
は全却下です。薄くきれいに満足できる黄色がでるまで染め直します。


ランダム染色アンプルだけで1M単位でお金が消えるなんて普通です。


とりあえずそんな感じです・・・・。

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